【ネタバレあり】ストーリーに粗が目立つが、それ以上に挿入歌と映像が美しい『天気の子』

天気の子 映画

皆さんこんにちは。

公開からおよそ1週間が経過した映画『天気の子』を、先日私も観に行くことができました。

『天気の子』は、 前作『君の名は。』から3年ぶりとなる、新海誠監督の7作目の劇場アニメーション映画です。

『君の名は。』に引き続き、今作『天気の子』でもRADWIMPSが音楽を担当。

キャストも小栗旬や本田翼といった豪華俳優陣を起用。

日清やソフトバンクなどの超大手企業とのタイアップ広告もかなり多く、アニメを普段見ない一般層への宣伝にも抜かりがありません。

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今回はそんな話題作『天気の子』の個人的映画レビューをさせて頂きたいと思います!

※ここから先の記事には映画のネタバレを含んでおります※

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3行であらすじ紹介

帆高は船で出会った須賀という男の編集プロダクションで住み込みで働かせてもらうことになる。

家出して客船で東京に来た少年 帆高は、16歳でも働ける場所を探していた。

そんなある日、帆高は天気を100%晴れにする少女 陽菜と出会う。

個人的3か所の見所

東京の”光”と”影”

新海監督の前作『君の名は。』では、東京は賑やかで様々な施設があり、そして田舎よりも「自由」があるような印象で描写されていました。

一方『天気の子』では、東京の人々の冷たく無関心な一面が描かれていました。

対照的に描かれた東京は、とても印象深かったです。

しかし、2つの作品で共通している描写があります。

それは、東京が美しい大都市として描かれているところです。

日の光に煌々と照らされる街、ビルのガラスや雨上がりの水面に光が反射し、美しい景観が描かれています。

やはり、この緻密で繊細な風景描写は新海監督作品最大の特徴の一つですよね。

あんなきれいに東京が描かれたら、地方の人や外国人なんかは東京が然も素晴らしい場所に見えてしまうのではないでしょうか。

実際はあんなきれいじゃないのに…(-“-)

『君の名は。』から友情出演

下調べや前情報はまったくなしで観に行った『天気の子』。

物語の中盤、天気を晴れにする最後の依頼を受けるあたりから、『君の名は。』に登場した人物たちが登場します。

瀧と三葉が出てきたときは、「おぁ!?」と一緒に観に来た友人と目を合わせてびっくりしました(*ノωノ)

素晴らしいサプライズでしたね!

瀧や三葉はセリフ付きで主人公らと絡むのですが、実はチョイ役で三葉の妹や友達も出演しているとのことでした。

うーん、初見だと瀧と三葉以外は気づかなかったです。

探すためにもう一度観に行きたい!

あ、探すといえば、ソフトバンクのCMでおなじみ白井家のお父さん犬もなんと『天気の子』に出演してますね!

2か所で登場しているようです。

これも全部見つけられませんでしたorz

帆高が”空”から陽菜を救い出すシーン

クライマックスで、人柱として”空”に囚われてしまった陽菜を帆高が救い出すシーンであります。

“空”から落ちる二人、そして帆高がついに陽菜の手をとり、

「青空よりも、陽菜がいいッ!!」

と帆高が言うシーンにしびれました!

挿入歌「グランドエスケープ」と相まって最高のシーンとなっていました。

気になった点

ストーリーに粗が多い

観ながら粗探しをしているわけではありませんが、それでもストーリーの詰めの甘さにより感情移入できない部分も多々ありました。

例えば主人公 森嶋帆高が家出した理由は、雲の隙間の晴れを追って、追いついたと思ったら行き止まりだったから東京に行くというよくわからない理由ですし、ヒロインの天野陽菜に帆高が接近してから仲良くなる過程で、陽菜の心理描写が『君の名は。』に比べると少なく、1度助けられただけで好意を抱いたご都合的ヒロインに見えなくもありません。

上記以外にも何か所かツッコミどころがありましたが、あんまり書くと嫌われちゃうのでやめます。

先が読める展開

大衆受けを狙い過ぎたのか、『天気の子』では『君の名は。』のような先の読めない出来事や予想外の出来事が少なかった気がします。

例えば『君の名は。』では、実は瀧と三葉の入れ替わりは3年ズレがあるという予想外の展開が面白さの一つでした。

晴れにするには代償があるんだろうな~とか、あーこのあと陽菜消えるんだろうな~など、よく言えばテンポが良く分かりやすいのですが、悪く言えば単調。

『天気の子』で衝撃だったシーンといえば、陽菜を助けた後3年間で雨が降り続け、東京が水没したところくらいでしょうか。

総評

本音を言うと、私のようなひねくれたアニオタからすれば、基本的に一般大衆や企業向けに作ったような、言い方を変えると媚びたようなアニメーションはお金の臭いがしてあまり好きになれないのですが、それでも『天気の子』はとても面白かったです。

当初懸念されていた本田翼さんの演技ひどい説も、実際観てみるとそこまでひどくなくて安心しました。

一方で、ストーリーの粗や登場人物の説明不足が目立ち、感情移入しきれない部分があります。

しかし、それを補って余りある美しい映像と演出には感動させられました。

RADWIMPSの素晴らしい挿入歌と実写のような映像の融合は、もはや芸術作品でした。

観に行って良かったです!

新海監督の次回作も期待しております。

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